ボクが中学生頃、かなりの推理小説マニアでした。
その中でも、横溝正史先生のファンで、金田一耕助シリーズは全作を読破しました。
いくつか映画化、ドラマ化されたものがあるのですが、なぜか「悪霊島」だけは見たことがなかったんです。
特に理由はないのですが、ボクが金田一耕助にハマる以前に上映されたこと。
「犬神家の一族」はよくテレビで何度も放送されていたのに・・・。
今回、思い切ってレンタルで借りて観てみました。
金田一耕助役は、後の「料理の鉄人」の主催「鹿賀丈史」。
ボクのイメージでは、やはり古谷一行か、石坂浩二ですかね。
他のキャストが、古尾谷雅人、伊丹十三、岩下志麻、中尾彬、石橋蓮司、浜村純他。
皆さん、お若い・・・当たり前ですが。
基本、ボクは原作通りの映画化されたものが好きなのですが、原作発表の年に発生したジョンレノン暗殺のニュースを本編に折り込むという方針から、物語のキーマン・三津木五郎が、1980年の現在から本編で描かれた刑部島事件のあった10年前を回想するという一風変わった展開。
ボクの正直な感想ですが、惜しい残念な作品ですね。
一つ見どころがあるとすれば、若き日の岸本加世子さんの一人二役。
「犬神家の一族」が何度も放送されているのに、「悪霊島」があまり放送されていないのも分かる気がしました。
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